自律神経に関する基礎知識
自律神経失調症は何科を受診?
自律神経失調症自体については、基本的には「心療内科」「精神科」「脳神経外科」です。
しかし、自律神経失調症は、癌のような命にかかわる病気ではありませんが、ともすると重大な病気が隠されている可能性があります。
頭痛・腹痛など、それぞれ人によって症状はありますが、最初から自律神経失調症だからと決めずにまずはそれぞれの症状に応じた病院の専門機関を受診しましょう。
その上で医師から異常なしと判断されたら、心療内科などを受診します。
また、内臓器官などに異常があったために、薬をだしてもらったりして治療を続けても、一向に治らない場合も同様に心療内科を受診します。
心療内科や精神科でも自律神経失調症と判断するには、まず重大な病気が隠されていないかを調べて、確定できない場合には心理テストや性格テストを行い、慎重に原因を追究していきます。
自律神経とその役割

自律神経とは、一言でいうと「個人の意思に関係なく生命維持にかかわる神経」です。
一方、何かをしようとして人の意思のもとで働く神経が体性神経といいます。意思に関係なく動くものとして、体温、内臓、汗、鼓動などがありますが、それらが自動に動くメカニズムの中に、自律神経が大きく関わっています。
神経=反応と考えると、外界や内部からの情報、体感からのアプローチによって、体の状態を正常に保つために反応するのが自律神経の役割です。この、体の状態を正常に保とうとするのが「ホメオスタシス」という機能でもあります。目の前のものに対して意思が働き、体が動くのが体性神経ですが、自律神経は
逆にいうとコントロール出来ないものです。
しかし、自分で自らコントロールするよりも遥かに素晴らしい調節・仕事をしてくれます。私たちが死ぬまで体を快適にしようと働いてくれるものですから、いつまでも頑張って欲しいですね。

