自律神経失調症の症状
自律神経失調症とうつ病の関係2
最近のうつ病は、精神症状よりも、体のほうに多くあらわれるといわれています。
精神面ではなく、体の症状という仮面をかぶることから、「仮面うつ病」と呼ばれています。
自律神経失調症の場合、うつの症状は出てもあまり強くないのが特徴です。
だから、病院で自律神経失調症と判断されても、精神的落ち込みのうつの症状が
いつまでも出てくる場合は、うつ病と判断したほうがよいという意見もあります。
ちなみに、抑うつ気分・興味の喪失・食欲の変化(食欲が落ちた、食欲が旺盛になった、甘いものをよく食べるなど)
睡眠障害・不安/尚早/制止(無意味な行動を繰り返したり落ち着きがなかったり、動作が鈍くなったり会話が出来なくなったりなど)意欲の低下・罪責感・無価値感・思考力や決断力の低下・自殺念慮・自殺企図の中に、抑うつ気分や興味の損失を含む5つ以上の症状が2週間(14日ほど)続く場合は、うつ病の可能性が高いと診断されます。
うつ病の場合は、抗うつ剤をきちんと飲み、心の休息をはかることが大切です。
また、ガンバレという言葉は当人にとって逆効果なので気をつけましょう。
うつ病は「病気」なので、声かけなどの気晴らしで気が晴れて治ることは無いともいわれています。
うつ病の薬の副作用も理解し、波もあるので一喜一憂せず、早く治りたいと焦らず休息することが必要です。
自律神経失調症とうつ病の関係1

自律神経失調症とうつ病は、似て非なりです。うつ病とは、イライラ、ゆううつな気持ちになり、意欲も低下します。精神的にあらわれることと同時に、体にも自律神経失調症と似た症状が出てきます。
例としては頭痛・頭が重い・肩こり・食欲不振、倦怠感・動悸・眠れないなどです。動悸や眠れない・倦怠感などは更年期障害にも重なるところではあります。
そして違いを表すうつ病の特徴としては、朝起きたときに深く落ち込みます。お昼から夕方生活してゆくにつれ、だんだん気持ちも体も楽になりますが、夜は眠れない、不眠状態となります。うつ病と診断されたら抗うつ薬が有効で、この薬が効くということはうつ病だと判断できます。
また、うつ病は一過性の疲れや怠惰な気分がだんだん強くなるのも特徴です。
自律神経失調症の主な症状
体感する症状
疲労感・倦怠感
日常的によくあるものですが、寝ても休んでも解消出来ない場合や
日常生活に支障をきたす程だと要注意です。
目まいや立ちくらみ
目まいにはぐるぐるとしたものとフラフラするものがありますが、
自律神経失調症の場合はフラフラするものが多いです。
急に立ち上がったりすることで起こります。
微熱
37度前後が続きます。
不眠や眠気
交感神経と副交感神経のバランスが悪い場合に起こります。
すぐに目が覚めてしまったり、眠りが浅い・疲れているのに眠れないなどがあります。
お腹がすかない
極端に体重が落ちるということはなくても、食欲がなくなります。
体が熱くなったり汗が吹き出る
更年期の女性にみられる症状でもあります。
精神的な症状
些細なことが気になる
不安になる
イライラする
やる気が起きない
理由も無く落ち込む
など、日常的に感じることが中心になります。
また、感情抜きにして、記憶力や集中力の低下もあります。
能率が上がらなくなる、すぐに忘れる、これまで出来たはずのことが出来ないなどがあります。
これらが進むと、不安も重なり、日常生活にも影響を及ぼすので、早めに受診しましょう。
自律神経失調症とは
自律神経は、体の全ての器官を自動的にコントロールしているものなので、
その神経が乱れてしまうと、様々な形で体の色んな部分に不調が出ます。
癌のように生命維持に関わるというものではありませんが、食欲が出なくなったり、
頭痛、皮膚炎、耳鳴り、肩こり、倦怠感、不安感など、体の不調といったサインで現れてきます。
そして、定番の症状というものが無いので、医師も診断が難しいといわれています。
複数の症状が重なることもあり、またあらわれたり消えたりということも繰り返します。
そして、休んでも疲れや症状が消えないということも特徴の1つです。
肩こりや倦怠感、頭痛などの症状が出たときに、自己診断で安易に自律神経失調症とするのは避けましょう。
頭痛ということで頭痛の薬ばかり飲むのも体に良くありません。
また、精神症状がからむと、他の症状とも重複していってしまうので、休んでも疲れがとれないといった場合には
症状が軽いうちに専門家に判断してもらうことが大切です。
原因としては、精神的ストレス、生活習慣の乱れ、体質などがあります。
精神的ストレスも生活習慣の乱れも、働く人にとっては避けて通れないものですが、自律神経失調症は
最近クローズアップされてきた病気なので、そこと大きく関わっているともいえます。

