自律神経失調症の原因

point-1自律神経失調症と環境

 

自律神経失調症になりやすい環境.gif


自律神経失調症になりやすい環境として意外に気付かないのが、便利である「エアコン・空調環境」です。夏など、オフィスなどをとても快適にしてくれるのはいいのですが、エアコンをかけて冷えているのは体の表面だけなので、体温調節がうまくいかず、冷房病になったり冷え性になったり、自律神経を乱してしまうのです。

また、社会環境の変化といわれる「転職、転勤の引越し・学校が変わる」など、自分の所属する環境がガラッと変わることで人間関係も景色もすべて変わります。
温度・湿度の変化に心身ともについていけなくなることで疾患に繋がることもあります。
季節の移り変わりのときに、自然変化に適応できないことがストレスになる場合もあります。
喘息、アレルギーが出て疲労・ストレスが出ることもあります。

人間関係で上手く対処できたり、楽しい人間関係は、ある意味「良いストレス」であり気分転換出来るものですが、自分で対処しきれない相手であったり、いつも負荷をかけてくる相手が日常に存在する場合、かなり大きなストレスになってしまいます。人間関係の環境は、自律神経を大きく乱す環境だといえます。

 


point-2自律神経失調症と性格

自律神経失調症になりやすい性格.gif

一般的にいわれているのは、とても真面目で責任感・正義感の強い人や、几帳面で心配性の人、あまり人と関わるのを好まない内向的な人、いつも他人の目を気にする人がなりやすいということです。
一般的に「いい人」の括りで括られる人たちともいえるでしょう。いい人は自分の周りや自分のことに気を配り、きちんとしようとしたり丸く治めようとしたり、自分を犠牲にしたりしがちです。
そこにストレスが無ければ問題ないのですが、ほとんどの人は自分の中に溜まったストレスを溜め込みます。それが自律神経の乱れに繋がります。

仕事にしても、完璧にやろうとせず、人間関係においてもなんにしても、「よい加減」をあえて目指すことと、体も心も「緩める」ことが大切です。それはミスをすることと全く別であり、人間的魅力にも繋がることなのです。

ストレスに反応する性格パターン

感情抑制型
自分のマイナスな気持ちを公の場で表現しないタイプ
傾向
頼まれごとを断れない
嫌なことでもノーと表現しない
まじめで仕事熱心
結果
ストレスが知らずのうちに鬱積する

感情未分化型
自分の感情が把握できないタイプ
傾向
自分の感情が把握できないので、イライラする
他人の感情を思いやることが不得手
情緒不安定になりがち
結果
環境変化に弱い
対人関係につまずきやすい
社会適応が苦手

身体感覚抑圧型
小さい頃からのしつけによって、生理的欲求を押さえて、ストイックに体を酷使するタイプ
傾向
忙しいことを理由にして、体の欲求である
空腹・睡眠・便意などを故意にがまんするタイプ
結果
体のシグナルが弱くなるため、体を壊しやすい

まとめ
自分の傾向を知って落ち込むのではなく、客観的に把握するのはとても大切なこと
把握した段階で、手放せることもある
今まですべての環境の中で培われてしまった部分もあるので否定する必要はない
医師のカウンセリングのときに相談することで、アドバイスをもらえることもある


point-3自律神経失調症と体質

自律神経失調症になりやすい体質.gif

自律神経が過敏に反応する体質の人は、自律神経失調症になりやすいといわれています。
しかし、そうだからといって必ず自律神経失調症になるなんてことは有り得ず、なりやすい人は普段から気をつけていれば、そういう体質ではないのに自覚せず無茶をして自律神経失調症になる人よりも、かかる率は低いともいえます。

一般的に言われているのは、体がもともと強いほうではない、いわゆる「虚弱体質」「体力が無い人」。虚弱体質の人は、下痢や便秘になりやすかったり、めまいや立ちくらみも起こしやすく、車に酔いやすいともいわれています。

虚弱体質ではなくても、上記の症状が多い人は、疾患にかかりやすいといえます。

また、生まれつきのアレルギー体質の人や、痩せ型の人冷え性の人もなりやすいといわれています。月経が決まった時期に来ない「月経不順」、「月経困難」の人も同様です。

考え方を変えると、これらは予防策にもなりえることであり、それぞれの自覚症状に自ら対処することが必要です。そしてとにかく無理をしないことが大切だともいえます。


point-4自律神経失調症と生活習慣

自律神経失調症になりやすい生活習慣.gif一般的には、体内時計が狂うと心身ともに休むことのコントロールが効かなくなり、自律神経失調症になりやすいといわれています。

体内時計というのは、根幹神経という活動する働きを操る神経が、昼間優位に働くように出来ています。そして副交感神経というのは体を休めて修復させるという大切な神経ですが、主に夜間優位になるのです。

これを24時間サイクルで調節しているのですが、不規則な生活になるとリズムが狂い、同時に体内時計も狂います。

しかし現代人は特に若い人に多い傾向ですが、勤務時間帯が昼夜逆転したり、夜遅く帰ってきて寝るのが1時過ぎという形はよくあります。また、ネットも神経系に興奮を与えるものなので、夜寝る前にネットサーフィンなどすることでなかなか副交感神経の働きにチェンジ出来ません。

パソコンの画面を切り替えるときなどの刺激が、よくないといわれています。
バソコンやテレビなどの電磁波は、どうしても生態系を狂わしてしまうのです。

仕事が忙しすぎて、オンとオフの切り替えが出来なかったり、休日は人と会うのがおっくうなために友達や家族と会話しない・出来ない人は、休むという副交感神経のスイッチが作動しないという傾向にあります。

働くときは働き、休むときは休むというオンとオフの切り替えを意識的に行い、なるべく夜の副交感神経が働くように、夜は12時前には休むという習慣を日頃から行うことが大切です。
また、アメリカではマクガバンレポートという資料をもとにして、食事の見直し、栄養に重点を置く食事療法が大規模に行われています。その結果、健康な人がとても増えてきています。

質の良いマルチサプリメントやプロテインを積極的に摂り入れるようにして、体の底力を上げます。すると気持ちも同時に上がります。
これは病気でなくても大切なことであり、自分で出来る最善の方法です。

また、薬に頼るよりもずっと健康的です。


■自律神経失調症を緩和する栄養と食材

ビタミンB群
効用
神経の働きを正常に保つ
体の抵抗力を高める
強いストレスが働くとすぐになくなるので補給が必要

含む食材
サバ・うなぎ・豚肉・レバー・いわし

ビタミンC
効用
ビタミンBのサポートをする
美肌
抵抗力の向上
ストレスによって消費されるのでこまめに摂ることが必要

含む食材
ピーマン・ほうれん草・ブロッコリー・もやし・大根・じゃがいも
アセロラジュース ・ いちご・柿・みかんなどの果物

カルシウム
効用
イライラを沈める
不眠解消

含む食材
牛乳・チーズ・大豆・大豆プロテイン・小魚・海草・ナッツ類

ビタミンA・E
効用
自律神経コントロール
症状の緩和

含む食材
レバー・うなぎ・ほうれん草・にんじん・アーモンド・抹茶・ひまわり油


point-5自律神経失調症の原因とストレス

自律神経失調症の原因とストレス.gifストレスと一言でいっても色々なストレスがあります。

単なる疲労とストレスがあります。
これらから起こる症状は同じものですが、慢性的な疲労というのはストレスが原因でおこります。

ストレスが原因で出てくる体の症状は様々で、目の疲れや肩こり、食欲がなくなったり頭痛がおきます。ストレスからの疲労は精神的なものが多く、主に不安・心配・悩み事などがあります。

体の疲れは休息や睡眠で取れますが、ストレスの疲れは休息をとることよりも、むしろ体を動かして気分転換したほうが改善されるということもいわれています
それも、激しい運動ではなく、ウォーキングや水泳などの有酸素運動といわれるものです。

続く緊張などで理性が働きすぎると、大脳新皮質が大脳辺縁系の働きを抑えます。
すると、大脳辺縁系の働きである食欲や睡眠の本能的欲求が抑えられるということと、感情も抑えられるために、感情も乏しくなります。

同時に視床下部の働きにも影響が出ることで自律神経のバランスが乱れて色んな症状が出てきてしまい、自律神経失調症につながります。

1.精神的ストレス
仕事関係・人間関係、嫌と感じること全般(たばこの煙や満員電車など)

☆自分が心地よい・ストレス解消になると感じることを第一優先に行う
(ショッピング・カラオケ・寝る・大声を出すなど)
心を深く動かすことを試みる
(大好きだったマンガを読む・感動的な映画を観るなど)
深い腹式呼吸の習慣
(起床と就寝の前に深い呼吸をすることで、眠りの質も良くなる)

2.構造的ストレス
人間の体の構造・日頃の体のクセからなるストレス
骨盤や背骨の歪み・姿勢が悪い・筋肉が固まる・腰痛・肩こり

☆改善方法
整体・カイロ・針灸などで、悪くなるまえに未然に防ぐことが大切
寝る前のストレッチ 歪みを取る運動

3.化学的ストレス
肺・皮膚・口から体に入り体の中で起こるストレス
栄養素の不足・過剰 添加物・薬品 排気ガス・シンナー・大気汚染・タバコなど

☆改善方法
肉食は太りやすい・神経を高ぶらせることがあるので控える
和食中心にする
質の良いサプリメント(マルチサプリ・プロテイン)で体のバランスをとる
日光浴と月光浴を積極的に行う

4.気候的ストレス
気候環境によって体が対応できないストレス
気圧・温度・湿度の変化
暑すぎる・寒すぎる、湿度が高い・低いなどの体の負担
気候の変化による関節の痛み・喘息症状など

☆改善方法
気候によって左右されることは仕方のないこと
気候によって体調が変化することを知っておき、無理をしないように心がけることが大切


point-6自律神経失調症のメカニズム

自律神経失調症のメカニズム.gif

原因としては、自律神経のバランスが乱れることが原因=メカニズムといえます。

ストレスのために、交感神経が働き過ぎてしまうのです。
そのため、体と脳がリラックスせず、常に緊張状態を保ちます。
リラックスできないから、体の修復が行われずに神経が誤作動します。
そのため、耳鳴りや目まいからはじまり、頭痛や腰痛という体の痛みも引き起こします。
興奮しすぎても夜眠れませんが、緊張しても眠れません。

眠るという行為は、とても重要な行為であり、体は活動によって常に消耗や損傷をしています。
修復も常に同時に行われてはいますが、そのほとんどは睡眠時なのです。

心無い医師や、自律神経に詳しくない医師などは、病変が分りにくいために気のせいだと告げることもあります。そんなときは迷わず、別の病院に行きましょう。

また、自分でも判りにくいために見過ごすこともあるのが自律神経失調症ともいえます。

確かに疲れると一時的な目まいや頭痛などもおきますが、この病気の特徴としては一旦おさまってもすぐに症状をぶり返してきます。

交感神経と副交感神経はお互いが対極にありバランスをとっています。
いわばシーソーのようなものなのですが、交感神経は興奮しやすいのが特徴で、副交感神経は休みやすい神経です。

バランスをとるためには、自分で環境やストレスをなるべく客観的に見て調節していく方法が不可欠です。


point-7なぜ自律神経失調症になるのか

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人間の自律神経は、体をスムーズに生かすために働いています。

大きなストレスや負荷が体にかかった場合、ストップをかけないと、体全体がショートしてしまいます。
限界を超えて割合元気に働いていた人が、ある日突然死んでしまう。
これは別名「過労死」ともいわれています。

パワーのあり続ける人でもない限り、体が生きていくために、体全体が強制的にストップをかけるのが自律神経失調症であり、うつの状態でもあるわけです。

現代はストレスとの付き合いが不可欠な時代です。
ストレスは乗り越えられるストレスはプラスになり得るのですが、度を越えてしまうと体のウイークポイントに出る大きな病気の原因になったりします。

体が正常に機能しているから、このように体がストップをかける状態が、自律神経失調症だと考えたほうがよいということです。

また、心の弱い人がなる心の病気というわけでもありません。
原因としては、生活習慣や過労、気候や環境の変化など沢山のものが絡み合ってくるのです。

とても頑張りやで信頼の厚い人も、周囲の期待に応えようと頑張りすぎてなることも多いにあります。





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