自律神経失調症の治療

point-1自律神経失調症の理学療法

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理学療法は、主に自律神経失調症で体の症状として出てしまった頭痛・腰痛・肩こりや手足のしびれをマッサージや指圧、鍼灸、温熱や電気や光線を利用して、体の患部に刺激を与えて癒す治療法です。

主に病院では、専門の理学療法士が医師の指示を受けて患者に施術するものですが、自律神経失調症とパソコンで検索すると、沢山のカイロプラクティック、整体院などの専門サイトがあります。
これらの中には健康保険が適用されるところもあるので、体がつらいときには試してみてもよいですね。
しかし、これらはあくまで薬と同じく、一時的な緩和に過ぎないものです。

自律神経失調症と医師からいわれたら、医師とともに根本的な治療に取り組み、心理療法やカウンセリングでもとの原因の根っこを見つけて取る作業がとても重要なことです。
理学療法の目的は、縮こまった筋肉の凝りをほぐしたり、疲労による体の中の老廃物を取り除く、あるいは骨格のゆがみを正しくすることで、体自体を快適にするものです。

しかしそれで、大きな気分転換になり気持ちも前向きになることも多いでしょう。
解決の糸口を見つけ、前向きな気持のきっかけを作り、病状の更なる改善に繋げるのが理学療法です。


point-2自律神経失調症の薬物療法

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様々な要因の中でおこってくる不眠や頭痛、食欲が無い、イライラといった症状を薬で抑えるという方法が、薬物療法です。主に自律神経調整薬、抗うつ薬剤、睡眠薬、ホルモン剤、抗不安剤、ビタミン剤、漢方薬などがあります。


自覚症状をこのように抑えても、根本的な原因となる種子は取り除かれたわけではありませんので、心理療法やカウンセリングと併用して投与します。

心身的な自覚症状はとても辛いものであり、病気と告げられてその症状が出てくるということは人によっては恐怖さえ伴うものです。
その場合、薬はとても有効な手段となりますが、抑えてくれるという反面、副作用も勿論あります。
ですから、薬を上手に併用しながら、その投与期間や量が少しでも短く、少なくなるように、カウンセリング、心理療法を受けながら、原因を突き詰めていくことが大切です。

また、服用の際には必ず医師の処方箋によって服用し、やめる際にも必ず医師の許可が必要となります。

薬の種類ですが、自律神経調整剤というものもあり、これは精神面が関与しない場合に効果的で、副作用が比較的少ないため、長く使用することもできます。交感神経、副交感神経の抹消に直に働く薬です。
漢方薬も、自律神経失調症に効果のあるものも沢山あり、自然治癒力を目的としているので、薬の副作用が気になる方は医師に相談することをおすすめします。


point-3自律神経失調症の心理療法

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自律神経失調症は多くの場合、ストレスや人間関係のトラブル、不安感や性格の問題など、心の中にある問題があります。これらのような心理面にスポットをあてて、心のケアと健康を促す治療法を心理療法といいます。基本的には、医師がカウンセリングの中で、患者の悩みをしっかり聞いて、心の中にあるものを整理できるようにします。

カウンセリングには2つの種類があります。

1つは「開発的カウンセリング」といわれるもので、心の問題が原因で起こる症状を起こさせないようにする、予防のためのカウンセリングです。

2つ目は「治療的カウンセリング」で、心の問題が原因で既に出てしまった症状を是正するためのものです。

カウンセリングは1対1で行われますが、電話やメールでも行うところがあります。
最初は頻度を多くしたほうが快方に向かいやすいといわれています。
この中で患者はストレス解消法や、うつにならない方法を知ることが出来ます。
また、身体的な症状が重いときには、薬物療法を併用しながら、体の状態を軽くしてカウンセリングをやりやすくすることもあります。


point-4自律神経失調症の治療の効果

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まず、検査やカウンセリングをうけて診断が確定したら、薬物療法、理学療法などを行いながら精神的なケアも行っていき、その過程で薬を変えたりしていきます。
また、必要に応じて様々な心理療法も行いますが、ここまでの部分にもっとも時間を使います。
時間は個人差があります。
そして、効果も、すぐに緩和する人もいれば、薬が変わったことで症状をぶり返す人もいます。
そこを医師が見て調節したり、薬を変えたりしながら、患者と対話して治療を進めていきます。

風邪などの症状でしたら、ただもらった薬を飲めばよいということですが、自分の体は自分が一番よく感じて探れることもあります。
医師との対話の中で、自分のウイークポイントや修正したほうがよいところに気付くことも大切です。なぜなら、原因を見つけて取り除くということが自律神経失調症の治療の中で何より大切なところだからです。

体も心もすべて医師に預けて治してもらうというよりは、医師との共同作業というところです。

症状がどんどん緩和して、ほとんど治療が必要なくなったら、3ヶ月に1度の診察になります。
そしてだんだん診察の間隔をあけながら、症状が出なくなるまで治療を続け、その後は1年に1度ほど、自発的に診察を受けに行くということが多いです。


point-5自律神経失調症の治療期間

自律神経失調症は、治療の効果の兆しが見えるようになる期間は、個人差があります。
短期間で症状が良くなっても、それで治療をやめてぶり返したり、またよくなったり再発したりです。
ですから、治療期間は長期戦だと思ったほうがよいかもしれません。

一般的には、完治して治療を必要としなくなるまでに、長い人で3年から4年、もっと長い人は10年ほどかかる人もいます。また、完治しても1年に1回の割合で、自分からカウンセリングを受けに行く人もいます。

だからといって、自律神経失調症が難病であるかというと決してそうではなく、癌のように命を落とすような病気ではないけれど、見えない部分を調節していく繊細な作業なので、ゆっくりと時間をかけることが大切ということではないでしょうか。

心療内科などで、自分の心のクセに気付いたり、ウイークポイントに気付く中で、今まで気にかけてあげなかった自分の体や心の部分と向き合う、大切な作業です。
完治する前と後では、前向きな心の変化も随分あることでしょう。
原因は心の中や、自分のあり方の中にあることもあります。
根本的な軌道修正をする覚悟で、医師とともに取り組むことが大切のようです。

■人間が持つ4つの力
力のもとは1つですが、これらがバランスよくあれば、自律神経失調症にも強い体になります。
自己診断で欠けているところを把握していくことも改善の一つの方法です。

1.運動力
肉体・頭脳労働、スポーツに使う力
あまり使いすぎると、枯渇して疲れる

不足した場合 
体全体の体力が落ち、機敏に動けなくなる

2.免疫力
菌・ウイルスを体の中で殺す力

不足した場合
色々な病気を引き起こしやすい

3.治癒力
傷・病気を自然に治す力
体全体に初めから備わっている力

不足した場合
傷・病気が治り難くなる

4.調整力
ホメオスタシスともいい、血圧や体温を常に一定に保つ力
冷たさ、温かさ、歪みなどは自分で治そうと体が微調整する

不足した場合
体だけほてる 
微熱
手足が冷える


point-6自律神経失調症の種類

 

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自律神経失調症には、大きく分かれて4つのタイプがあります。

まず一つ目は、本態性型自律神経失調症
これは、低血圧で虚弱体質、もともと体力に自信がない人が対象となるもの。
自律神経が乱れやすいということで発症しやすいのです。
サプリメントなどを上手に利用して体に栄養をとり、また出来るだけ体を丈夫にする運動などして、ぶれない体を作ることも大切です。

二つ目は、神経症型自律神経失調症
これは、心理的な原因によるもので、何事にもくよくよしがちな人、神経質な人が対象となります。
体の不調に敏感というのも特徴です。

三つ目は心身症型自律神経失調症
約半数の人々がこの形といわれています。
ストレスを無理に抑えてしまい、我慢してしまうタイプです。

重さと症状は人それぞれ異なります。

四つ目は抗うつ型自律神経失調症です。
慢性的なストレスの蓄積によるもので、几帳面で完ぺき主義の人に多いといわれています。

この場合、抗うつ剤を治療法として使用します。

共通していることは、まずカウンセリングを受けます。
カウンセリングというと、精神病のようなものとして抵抗を示す人がいますが、欧米では一般的に広く行われている方法です。
その上で薬を使った薬物療法、姿勢や骨格の歪みをとる理学療法、心のケアをする心理療法を行いながら生活習慣の見直しも同時に行っていきます。

 


point-7自律神経失調症治療の方法

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現在の風潮として、自律神経失調症は、病気が症状としてまだ認められていないという事実があります。自律神経失調症というのは、目に見える外傷や体の中に出来る腫瘍とは違い症状は目に見えません。
そして、まず失調症になるもとの原因が人それぞれ違うことと、それに対する対処方法も違います。
なので、風邪のように、これとこれを飲めば治るという特効薬も存在しません。

発症の原因をさぐり、一人一人改善・治療方法を手探りのように試す中で、これだといったものを見つけ出していくということです。
種類としては、薬物による治療方法、漢方による方法、理学療法、心理療法などがあります。
また、音楽療法やアロマテラピーという五感に働きかけるストレス解消に結ぶ治療法、自己管理による生活習慣の見直しをして、生活習慣を変えていくことで、解消していくものもあります。

自律神経失調症になったとしても、まだ浅い時点で早めに対処して治しながら対処方法を身につけることで、これからの予防法として早めに手をうてることが出来たらよいと思います。





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